多くの方々に支えられ、30年もの長きにわたり演奏を私なりに続けて来られましたこと、感謝の念に堪えません。
今回のリサイタルを、ある一定の区切りとして、また、さらなる今後への希望や弾みとして、精一杯の大イベント企画にすることとしたのです。
中学生の頃よりその音楽に触れ尊敬をしている佐藤博志氏に今回のリサイタルの趣旨をお話ししましたら、快く承諾下さり、これまた、予てより『弾いてみたい』と思っていたフランクのヴァイオリンソナタを共演できますこと、嬉しく思います。
私のリサイタルが、より格調高く、一生忘れられないリサイタルとなるだろうことは余念がありません。
是非多くの方々とこの大イベント空間を共有し、会場に集った方全てにとって、それぞれの思い出のリサイタルとなれば嬉しく存じます。
大勢の方々にご来場をいただき、御高評を賜りたくお願い申し上げます。
また、今までお世話になってきた楽譜点訳グループや、各種団体への寄付を通じて、わずかながらの社会貢献ができればと考えております。
長澤晴浩 記
R.シューマン 作曲 アラベスク 作品18
R.シューマン 作曲 交響的練習曲 作品13
C.フランク 作曲 ヴァイオリンソナタ イ長調
東京都出身。武蔵野音楽大学卒業。
1986年ザルツブルク・モーツァルテウム音楽院夏期講習会受講、同アカデミー・コンサートに出演。1988年「第5回視覚障害者のための国際音楽コンクール」(チェコ)で特別賞、2010年、(株)ライズサーチ主催「第1回クラシック音楽演奏家オーディション」にて特別賞を受賞。
1985年上野学園石橋メモリアルホールにてデビューリサイタル、以後、第2〜6回のリサイタルを津田ホールにて、また2010年には第7回リサイタル(デビュー25周年記念コンサート)をJTホールにて開催。他に3度のオーケストラとのピアノ協奏曲の協演や各種アンサンブルも多数行う。ハイデルベルクでのソロ、ザルツブルク・ウィーンでは故辻正行氏率いる『クロスロード・シンガーズ』のヨーロッパ公演にて共演。1987年より18年にわたり、故星 伊久江氏率いる女声コーラス「スリー・シャイニングスターズ」の定期コンサートの伴奏を務める。さいたま市では1998年より「オータムコンサート」を、函館市では2007年より「長澤晴浩と心を奏でる会」コンサートを原則として毎年継続開催している。2010年に初のCD「長澤晴浩ファースト・セレクション 〜安らぎと愛〜」をリリース。
現在、演奏活動の傍ら、後進の指導、点字楽譜の校正作業、点字楽譜の点訳法の研究など、多方面にわたり活躍。
福井直敬、故若尾輝子、ジョールジー・サンドール、ベルント・ツァック、木村徹、他の各氏に師事。
日本ポーランド協会会員。株式会社ライズサーチ登録アーティスト。 視覚障害者を中心としたクラシック音楽団体「新星’78」会員。楽譜点訳「アダージョ」顧問。「楽譜点訳の会『星』会員。
新潟市出身。東京芸術大学卒業。
1969年、新潟県音楽コンクール弦楽部門最優秀賞受賞。
1975年、目黒区民センターホールにて、佐藤博志弦楽四重奏団による「室内楽の夕べ」を開催し、小林道夫氏(ピアノ五重奏)を招く。
1976年、NHK洋楽オーディション合格。
1979年、新潟市音楽文化会館にて初リサイタル、その後、青山タワーホール、音楽の友ホール、ルーテル市ヶ谷ホールなどでリサイタルを行う。
ザルツブルク・モーツァルテウム音楽院、イタリア・アッシジの講習会で研鑽を積む。
2007年新潟に帰郷後は、ときめき新潟大会、ラ・フォル・ジュルネ交流ステージ、クラシックストリートなどに出演。
東京の視覚障害者を中心とするクラシック音楽団体(新星'78)のメンバーとしても活動。
ソロ活動のみならず、後進の指導、福祉施設での演奏や、ジャンルを超えた演奏家との共演の場も広げている。
ヴァイオリンを、田沢毅、故・井上武雄、ジョセフ・シルバースタイン、サンドール・ベイク各氏に師事。
---- 詳細 ----
チラシ表面(PDFファイル=別ウインドウが開きます)
チラシ裏面(PDFファイル=別ウインドウが開きます)
開場: 函館市芸術ホール
函館市芸術ホールの詳しい情報や交通アクセス、周辺地図、
周辺駐車場については函館市芸術ホールの公式ページ を御参照下さい(新規ウインドウが開きます=外部サイト)
後援:函館市
函館市教育委員会
函館市文化・スポーツ振興財団
武蔵野音楽大学同窓会北海道南支部
入場料:2000円(全自由席)
本ページからチケットのご予約をなさる場合には下記、マネージメント新演奏家協会にてお願いいたします。
なお、下記取扱店でもチケットの購入は可能です。
大門店 0138-22-6646
五稜郭店 0138-55-1905
美原店 0138-45-1503
テーオー店0138-32-0001