ヴァイオリン アンナ・マリア・スタスキェヴィッチ

アンナ・マリア・スタスキェヴィッチの受賞歴には、2006年にポズナン市で行われた第13回ヘンリク・ヴィエニヤフスキ国際コンクールのポーランド・ラジオ・コンクール部門における、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲の演奏による第3位ならびに特別賞、ロッズでの第5回カロル・シマノフスキ国際コンクールでの優勝、ジェロナ・ゴラにおける第16回バッハ全国コンクールでの優勝、また、イタリアでの第22回ヴァルセシア・ムジカ国際コンクールでのモーツァルトのヴァイオリン協奏曲演奏における最優秀特別賞などがある。
アンナ・マリア・スタスキェヴィッチは、ポーランド国内及び海外(例:アルバニア、ブラジル、中国、エストニア、グルジア、ドイツ、イタリア、リトアニア、ロシア、スコットランド、スロバキア、スイス、スエーデン、トルコ)の演奏会で、ヴァイオリンのソリストとして活躍する。これまでに共演した楽団としては、カトヴィツェのポーランド国立ラジオ交響楽団、ワルシャワ国立交響楽団、シンフォニア・ヴァルソヴィア・オーケストラ、アマデウス・ポーランド・ラジオ室内管弦楽団、レオポルディナム室内管弦楽団、トルン室内管弦楽団、また、ビドゴシチ、ルブリン、ロッズ、ジェロナ・ゴラ、ポズナン等の各交響楽団との共演も行っている。他にも、シンフォニエッタ・クラコヴィア、シンフォニア・ヴィヴァ、アンカラ大統領府交響楽団、ゲッティンゲン交響楽団(独)、チューリッヒ室内管弦楽団、サンパウロ市立交響楽団などとも共演している。
ソリストとして、多くの著名な指揮者と共に共演した。ミロスワフ・ヤツェック・ブワシュチック、ウカシュ・ボリヴィチ、マシミリアノ・カルディ、アグニェシュカ ドゥチマル、ホセ・マリア・フォレンシオ、ロベルト・カバラ、ウラディミール・キラジエフ、イエジ・マクシミウク、ヴォイチェフ・ミフニェクスキ、マレク・モス、マキシム・ベンゲロフなどの指揮者たちである。ソリストとして、多くの有名なコンサートホールで演奏した。サンパウロ市立劇場、フランクフルトアムマインのカイゼルサール、ワルシャワ国立フィルハーモニック、ポーランド・ラジオ局のW. レトスラフスキS1コンサートホールなどである。
2011年より、ポズナンのI. J. パデレフスキ音楽アカデミーでヴァイオリン助手を務めている。彼女はこれまで6回にわたり、国家文化遺産大臣の奨学金を得ている。クジャウスコ・ポモルスキ、ヴォイヴォドシップ・マーシャル並びにトルン市長から優秀音楽賞を受賞している。2002年には、ポズナン市から芸術奨学金を取得し、2007年には、文化芸術大臣からムロダ・ポルスカ(ポーランド青少年)奨学金も得ている。

このウィンドウを閉じる